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エコキュートの選び方とは?種類と後悔しないためのポイントを解説

エコキュート

 

エコキュートの導入や買い替えを検討している方の中には、選び方に悩む方も多いのではないでしょうか。エコキュートにはいくつかの種類があり、後悔しないためには、自分の家庭のニーズに合った製品を選ぶことが大切です。この記事では、エコキュートの選び方のポイントと、種類ごとの特徴について詳しく解説します。

この記事を読むための時間:3分

エコキュートの選び方のポイント5つ

エコキュートの選び方のポイントは、主に以下の5つです。

 

  • 設置場所を確認してタンクの形状を選ぶ
  • 給湯タイプ3種類から選ぶ
  • タンクの容量3種類から選ぶ
  • 水圧2種類から選ぶ
  • 寒冷地または塩害地に住んでいる場合は対応したものを選ぶ
  • メーカーから選ぶ

 

それぞれ詳しく解説していきます。

設置場所を確認してタンクの形状を選ぶ

エコキュートには、3種類のタンクがあります。

 

  • 角型
    エコキュートの標準タイプで、一般的な戸建て住宅向きです。
  • 薄型
    奥行が薄いタイプで、場所をとらない点が魅力です。隣の家との隙間が狭い家に向いています。
  • コンパクト型
    角型よりも小さく、設置場所が狭い家におすすめです。

 

エコキュートを選ぶ際は、自宅の敷地や住宅環境に合ったタイプを選ぶことが大切です。また、設置時の搬入スペースにも注意してください。エコキュートの幅だけでなく、搬入通路の幅も確認しましょう。目安としては、作業員1名が通れる余裕があれば問題ありません。

給湯タイプ3種類から選ぶ

エコキュートは「フルオート」「オート」「給湯専用」の3種類の給湯タイプに分類することができます。

 

  • フルオート
    お湯はりからたし湯までをリモコン1つでコントロールできます。追いだき機能があり、浴槽内のお湯を自動で循環させて温度を一定に保ちます。充実した機能を求める人におすすめのハイグレードタイプです。
  • オート
    オートタイプは、リモコンでお湯はりを自動化できるリーズナブルなタイプで、湯温や湯量の調節も簡単です。少人数の家庭やシンプルな機能を求める場合におすすめです。また、メーカーによっては、オート、エコオート、セミオートと表記されていることもあります。
  • 給湯専用
    給湯専用タイプは、お湯はりを手動で行う最もシンプルなタイプで、本体価格が安く、操作も簡単です。フルオートやオートに比べて機能は少ないですが、コストを抑えたい方におすすめです。ただし、自動でお湯はりができないため、お湯を張った後に蛇口を閉め忘れないよう注意してください。

 

生活スタイルに応じて、必要な機能がついているものを選びましょう。

タンクの容量3種類から選ぶ

エコキュートのタンク容量には「370L」、「460L」、「550L」の3種類があります。タンク容量は家族人数やお湯の使い方によって決まりますが、少し余裕を持った容量を選ぶことをおすすめします。

 

【容量の目安】

 

  • 3〜4人家族:370L
  • 4〜5人家族:460L
  • 5〜7人家族:550L

 

タンク容量が不足するとお湯切れが起こる可能性があるため、家族の人数だけでなく、シャワーの使用時間や入浴頻度も考慮して選ぶことが重要です。

水圧2種類から選ぶ

エコキュートには「高圧」と「標準圧」の2種類の水圧タイプがあります。水圧はkPaで表示され、メーカーごとに公表される値が異なります。1階の浴室なら標準圧、2階の浴室や1階のシャワーの勢いが弱いと感じる場合は高圧タイプを選ぶと良いでしょう。現在のシャワーに不満がなければ、同じ水圧タイプを選ぶのがおすすめです。ただし、元々の水圧以上の圧力は確保できない点に注意してください。

寒冷地または塩害地に住んでいる場合は対応したものを選ぶ

エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を沸かすため、使用可能な最低気温に制限があります。寒冷地では「寒冷地仕様」のエコキュートを選ぶ必要があります。一般のエコキュートは最低気温が-10℃以下の地域では使用できませんが、寒冷地仕様は外気温-20℃の地域でも使用可能です。ただし、-25℃以下の地域では使用できません。

メーカーから選ぶ

機能や性能、特徴などを見て、メーカーから選ぶことも選択肢のひとつです。エコキュートの機能は、メーカーやグレードによって異なりますが、以下代表的な機能をメーカー別にまとめました。

 

【パナソニック】

 

  • 自動配管洗浄:風呂循環配管にお湯を流して自動的に洗浄を行う機能です。
  • ぬくもりチャージ:お風呂の残り湯の熱を熱交換し、タンクに戻して有効活用する機能です。
  • AIエコナビ:人感センサーが入室を感知すると、すぐにお湯の保温加熱を行います。
  • スマホアプリ対応:スマホから遠隔操作ができます。

 

【コロナ】

 

  • 使いきりモード:昼間の沸き上げを停止し、夜間に沸かしたお湯のみを使用して節約します。
  • 自動配管洗浄:風呂循環配管にお湯を流して自動的に洗浄を行う機能です。
  • スマホアプリ対応:スマホから遠隔操作ができます。
  • 節水モード:給湯量を抑える「給湯量節水」と、おふろの湯量を抑える「風呂湯量節水」の2つのモードがあります。

 

【三菱】

 

  • キラリユキープPLUS:UV除菌機能でお湯に深紫外線を照射し、目に見えない菌の増殖を抑えます。
  • お天気リンクEZ:専用スマホアプリで設定し、太陽光発電と連携します。
  • スマホアプリ対応:スマホから遠隔操作ができます。
  • バブルおそうじ:マイクロバブルで、配管や熱交換器内の皮脂汚れを洗浄します。

 

それぞれの機能を知り、価格や自宅のニーズにあったメーカーを選ぶことが大切です。

エコキュートの価格は?

エコキュートの価格は、メーカーやグレードによって異なります。

 

  • 家電量販店の価格
  • ネット通販の価格

 

それぞれ詳しく解説していきます。

家電量販店の価格

家電量販店での本体価格は、約15万~50万円になります。メリットとして、セールやポイント還元などの特典を利用できる場合があり、費用を安く抑えられる可能性がある点が挙げられます。また、設置工事も一括で手配してくれるため、購入から設置までスムーズに進めることが可能です。

ネット通販の価格

ネット通販での本体価格は、旧モデルや在庫処分品などの割引が行われていれば約20万円前後で購入できる場合があります。メリットとして、24時間いつでも手続きが可能という点が挙げられます。しかし、設置工事の対象エリアが限定されていることがあるため、事前に自分の地域が対象か確認することが重要です。

自分のニーズにあったエコキュート選びが大事

エコキュートにも様々な種類と特徴があります。また、価格や工事費用、メーカーの機能などを含めて選ぶことが重要です。この記事を参考に、自分のニーズにあったエコキュート選びをしましょう。

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